ノロウイルス 健康

ノロウイルスによる脱水の対症療法 経口補水液の家庭での作り方

ノロウイルスの対症療法とは?

「対症療法」とは、原因となるウイルスや菌を直接攻撃する治療ではなく、それらによって引き起こされる症状を緩和・治癒させる治療です。

残念ながら現在ノロウイルスに有効とされる薬や予防ワクチンは開発されていません。

そのため、有効とされているのが「対症療法」になります。

ノロウイルスはほとんどの方は自宅療養で回復に向かいます。

症状はウイルスが排出されることで改善してきますので自力で水分を摂ることができて、腹痛があまりひどくなければ、水分補給をしながら自宅で安静にしましょう。

水分補給はウイルスを体外へ排出する効果もあり、症状の緩和に直接的につながります。

ですが、症状が悪化すると、下痢や嘔吐による脱水症状を引き起こす恐れがあります。

どんな症状が出たら脱水?

  • 尿の回数が少ない
  • 尿の色が濃い
  • 口の中が乾く
  • 皮膚がカサカサになる
  • 元気がない
  • 目がうつろになる
  • めまい
  • ふらつき
  • 意識障害
  • 頭痛 

など様々な症状を引き起こす危険性があります。

特に、体力のない乳幼児や子供・高齢者は注意が必要です。

下痢による脱水症状が進んでいたり、飲んでもすぐに吐いてしまう場合には、点滴により水分を補うことも必要になるので、医療機関を受診しましょう。

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脱水症にならないために何をどのように補給すればいい?

●経口補水液
薬局などで購入できる経口補水液を摂取すると良いでしょう。
あまりおいしいとは言えませんが、コレが一番のオススメです。
常温、または人肌程度に温めて飲むことで、胃腸への負担を抑えることができます。

経口補水液は自宅でも簡単に作れます!

・水1リットル    
・塩小さじ1/2
・砂糖40g

これらを混ぜ合わせて完成です。レモンを入れると飲みやすくなります。

また、飲んでもすぐに吐いてしまう場合には、経口補水液をティースプーン1杯程度の量を少しずつゆっくりと与え、嘔吐が落ち着いてきたら少しづつ量を増やしていきます。

●水やお茶

下痢、嘔吐により体内の塩分は減っているのでさらに体液が薄まってしまいます。

 

●スポーツ飲料

皆さんが思っている以上に多くの糖が含まれています。

多量に摂取するとペットボトル症候群(急性の糖尿病)に陥る危険性もあります。

なるべく経口補水液を利用しましょう。

 

まとめ

ノロウイルスに有効な薬や予防ワクチンは今のところ開発されていません。

そのため症状を和らげたりする対症療法がほとんどです。

症状がひどく、体力の消耗が激しい場合や辛くてどうしようもない場合には、医師の指示で吐き気を抑える薬、胃腸を整える薬などを使用することもあります。

脱水症状の状態によっては医療機関の受診も必要になります。

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